コルクの床材がエコなのは天然素材で作られているから
コルクは天然素材で、「コルクガシ」という木の樹皮で作られています。
その「コルクガシ」は、200年の寿命なので木を育てながら、コルクの原料がつくれるのです。
ポルトガルでは、同じ木からは9年に1回しかコルクを取らないようにしています。
そんなコルクはワインの栓のみでなく、床材としても作られているのです。
コルクは保湿性があるので、建築素材にもふさわしいのでしょう。
コルクの床材はエコといわれます。
石油で作られるプラスチックとは違い、天然素材で環境に優しいからです。
コルクの断熱性について
上記で触れたコルクの断熱性について、少々詳しくお伝えします。
コルクは外の気温に左右されることなく、いつ触っても温かいです。
それがコルクの断熱性で、それとともに弾力性や保湿性もあります。
コルクの中には、数えきれないほどたくさんの気泡があり、それには空気が含まれています。
そのため、保湿性があり、床材に使っても、冷たくないです。
たとえ、真冬になっても、コルクの床材ならば、空気をふくんでいるので、断熱性が発揮されます。
裸足で歩いても足が冷たくなりません。
滑りにくいので安全
コルクは滑りにくいです。
そのため、子供が集まる保育園などでは、床材がコルクになっているところも多いでしょう。
子供たちが走り回っても、転びにくいから安全なのです。
また、衝撃が緩やかなので、たとえ転んでも大したことには、ならないです。
フローリングだと、靴下で歩くと滑りやすいので、要注意です。
子供やペット、お年寄りも危険なので、コルク床材にした方が安全でしょう。
遮音性が高いのもメリット
コルク床材だと、遮音性の効果もあります。
たとえば、固い鉄のようなものを床に落としても、そんなに大きな音になりません。
もしも、戸建てで2階が子供部屋の場合、子供たちが走り回ると、1階に物音が響きます。
しかし、コルク床材だと、そんなに音が下に響きません。
持ち家であれば、家を建てるときにコルク床にするのもおすすめです。
もうすでに家を建ててしまったという人ならば、これからご紹介するコルクマットを敷くだけでも、音の伝わり方が違います。
コルクを遮音に活用しましょう。
コルクマットがおすすめ
コルクで作れた日本製のコルクマットをご紹介します。
このコルクマットは創業120年の老舗コルクメーカーによって、開発されました。
このメーカーでは、子供用のコルクマットやスポンジの問題を考えて作られたスポンジなしのコルクマットなどがあり、多くの人に喜ばれています。
その他に赤ちゃんや子供が遊ぶときに、安心して使えるプレイ用のマットやかわいいペットのためのマットもあるのです。