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  3. 進化したリサイクルの極意「5R」

ハテナマーク

節約の基本と言えば3R

節約をする場合の基本的なこととして、よく教えられていたのが3Rという言葉です。
社会科の授業などで取り入れられることも多い言葉であったため、記憶している方も多いのではないでしょうか。
3Rというのは、Reduce,Reuse,Recycleの頭文字3つを取ったものとなっており、これらを行うことが節約社会を作る上で非常に重要になる、ということを示したものでした。

それで、まずはこの3Rのそれぞれが示している言葉の意味がどのようなものであるのかについて紹介します。
最初に紹介するのは「Reduce」についてです。
Reduceというのは英語で「減らす」という意味がある言葉であり、環境問題を解決する上で何より重要なポイントである「ゴミを減らす」ということを意味している言葉として3Rに含まれています。

このReduceの中には、ゴミを減らすという意味だけではなく、過剰な物質社会から卒業し、必要最低限のものだけを使用して生活する、という意味も含まれています。
必要のないものは購入しないことや、1つのものを長く使うことによってゴミが発生しにくくする、という意味もあり、総合的な意味で「ゴミを減らす」ことが目標となっているものです。

次に「Reuse」についてです。
こちらは再使用するという意味がある言葉であり、一度使ったものをもう一度使用したり、使い直したりすることを意味する言葉となっています。
例えばつめかえ用の商品を使うことによって、容器をリユースする、というような使い方がされることになります。

そして最後に「Recycle」についてです。
こちらは資源を再利用するという意味がある言葉です。
例えば盛んにリサイクルが行われているものとしてペットボトルがあります。
ペットボトルをリサイクルすることによって、Yシャツなどに作り変えるという試みが行われています。

新たな2つのR

上記の3つのRに加えて、昨今では更にもう2つのRが加わって5Rとなっていることについてご存知でしょうか。
新たに加わった2つのRであるのが「Refuse」と「Repair」です。
それでは、それぞれがどのような意味を持っているのかについて簡単に紹介します。

「Refuse」というのは、英語で「断る」という意味がある言葉です。
これは例えば、レジ袋の使用などを断ることによって、資源を節約するという意味が含まれています。
不必要なものを省くという意味がある言葉でもあるため、その点ではReduseに通じる部分があることでしょう。

そして最後に「Repair」についてです。
こちらは、修理するという意味を持つ言葉で、壊れてしまったものを修理して使うことによってゴミを減らすことが意味されています。