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企業の取り組みサントリー

積極的な環境活動

日本国内だけでなくグローバルな商品開発を手がける飲料メーカーとして有名なサントリーでは、商品開発だけでなく環境に配慮した取り組みも積極的に行っています。
世界で愛される商品作りを実現するためには、できるだけ環境を破壊しない優しい製品作りを実現することが第一です。
そこで、飲料製品に欠かせない容器となるペットボトルをリサイクルする仕組みを日本で初めて実用化させました。

参考:容器のリサイクル

ペットボトルはリサイクルできます!

日本で発売されている飲料の多くは、ペットボトル容器が採用されている商品が非常に多いです。
ペットボトルの容器をよく見ると、三角の中に数字の1が表示されているマークが確認できるはずです。
このマークが表示されている容器は再利用できるペットボトルであることを示しています。
ペットボトルは全国各地の自治体などが中心になって回収され、リサイクルできる仕組みが出来上がっています。
従来ならリサイクルされたペットボトルは再生繊維として衣類に活用されることが多かったのですが、サントリーは日本のペットボトルは世界的にも高品質であることに着目して再びペットボトルとして使用する仕組みを考えました。

今までのリサイクルでは、回収されたペットボトルをとても小さな分子に分解してから再生樹脂へと生まれ変わらせる仕組みになっていました。
確かに素晴らしい仕組みですが、細かい分子に分解するまでには長い工程が必要になるデメリットがありました。
そこでサントリーは、工程を大幅に省くことによって従来よりも分子が大きいままでもリサイクルできる仕組みを実現させました。

回収されたペットボトルを再びペットボトルとして活用すると衛生的に問題があるのではないか?と不安を感じる方もいますが、しっかりと高温と真空状態にすることで除染していますのでご安心ください。
安全性に問題ないことを証明するために、アメリカのFDAが設けている安全基準よりももっと厳格に独自で設定した基準を、確実にクリアしていることが確認されています。
消費者に安心して商品を提供できる環境をきちんと整えています。
このような取り組みが政府機関からも認められ、3R推進協議会が主催する3Rに対する取り組みを評価する表彰で農林水産大臣賞を受賞した実績があります。

リサイクル以外にも積極的に環境に配慮した取り組みを実現させています。
例えば、ペットボトル容器に植物由来原料を使用して軽量化に成功しています。
ペットボトルの原料は石油なので、植物由来原料を採用することで貴重な資源を大切にする取り組みが評価されています。
また、年々ペットボトルの軽量化に成功しており、使用する原料の削減を実現しています。