インターネットオークションで注意したいこと
「オークションのメリット」の記事の中では、基本的にインターネットオークションを利用することによって得られるメリットの側面についてだけを紹介しました。
もちろんそれらのメリットは大きいものであり、利用することによって大きな利益が得られる可能性があることは確かですが、同時に「そうでないこと」もあることについて知っておく必要があります。
ここでは、インターネットオークションを利用する上で知っておかなければならない「デメリット」と「利用上の注意点」について紹介します。
まずは、インターネットオークションを利用することによるデメリットについてです。
インターネットオークションでは、自分で出品したものを自分で責任を持って発送をしなければなりません。
この出品と発送に関しては、なれるまでは使いにくい部分があり、手間取ってしまうこともあるでしょう。
こういった部分を上手く利用できるかどうかによって、利便性に大きな違いが生じることになります。
そしてもう1つ、大きなデメリットとなるのが「売れない可能性も十分ある」ということです。
出品をするためにも、写真撮影などの手間を掛ける必要があります。
これらの手間について考えると、「売れない」ということは単純にマイナスとなります。
場合によっては想定よりも安く売れるという可能性があるため、その点についても注意しつつ利用を検討する必要があるでしょう。
注意すべき点
それでは次に、インターネットオークションを利用する上で十分注意しなければならない点について紹介します。
これは何より「ユーザー間でのトラブルの可能性がある」ということです。
どのようなインターネットオークションサイトを利用する場合でも同じですが、出品者が一般の人であるのと同じように、落札者も一般の人となっています。
そのため、場合によっては落札者との間で意見の相違があるなど、トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
これを避けるためには、どのような方法を取ることができるのでしょうか。
インターネットオークションサイト側でも、この問題については重要なものであると考えていることが多く、その多くが出品者・入札者についての相互評価システムを導入しています。
取引を通して良い相手であったか、悪い相手であったかを評価することにより、今後使用する人にその人の評価を知らせることができるようになっているというものです。
そのため、出品者としてインターネットオークションサイトを利用する場合は、「落札者の評価」に制限を設ける方法が1つ考えられるでしょう。
悪い評価がついている相手との取引は断る、というような仕組みを取る事ができるようになっている場合もあります。