自分なりのリユースを
エコの取り組みというのは、何も資源となるゴミをリサイクルに出すことだけで達成できるものではありません。
3Rの中の1つである「Reuse」を上手く活用することによって、自分なりのエコ活動を行う事もできるでしょう。
本来であればもうゴミとするしかないようなものであっても、工作を行うことによって利用出来るようになるのものも多くあります。
そこでここでは、エコ工作としてどのようなものがあるのかを一部紹介します。
最初に紹介するのは、使用済みのペットボトルを使用することによって工作することができるグッズについてです。
まずは、ペットボトルペンケースの工作について紹介します。
ペットボトルペンケースは、2つのペットボトルを使用して簡単に作ることができる工作です。
まずは、2つの同じサイズのペットボトルを半分程度の場所で横にカットします。
その上で、100円均一などで購入することができるファスナーをこの部分に取り付けることで、簡単に可愛いペンケースを作ることができます。
ファスナーの付け方についてはいろいろなものが考えられますが、裁縫の要領で縫い付けることもできれば、グルーガン等を使用することによって溶かして付けることもできます。
昨今ではいろいろな色のペットボトルがあるため、デザイン性についても様々なパターンを考える事ができ、楽しく作ることができるでしょう。
実用的な工作アイテム
それでは、ペットボトル工作について、他のレパートリーについても紹介します。
次に紹介するのは、ペットボトルを使用することによって作ることができる「浄水器」についてです。
これはペットボトルだけではなく、浄水機用のフィルターを別途購入する必要がありますが、浄水器自体を購入することなくフィルターを使用できるのがメリットとなる工作です。
作り方はかんたんで、まずは2リットルペットボトルを半分程の位置で横にカットします。
また、その上でペットボトルの口の部分についてもカットし、半分にカットしたペットボトルの下側の中央辺りにこの口が入るように穴をあけましょう。
底側のペットボトルに穴を通して注ぎ口をはめ込み、フィルターを入れた上で上側のペットボトルを逆さにしてはめ込むと、簡易浄水器を作ることができます。
また、家庭菜園などをやっている場合に使用できる工作として、ペットボトルスプリンクラーがあります。
大きめのペットボトルの底近くに幾つか穴を開けて、ホースと繋ぐことによって、水を拡散することができるホースヘッドとして使用できるようになります。
このように、ペットボトルというのはもともと強い素材であることもあり、工作に使用できる可能性がかなり広いものとなっています。
自分なりの工作を考えてみるのも良いでしょう。