新しい光源として注目
私達の生活に欠かすことができない電気を生み出すためには膨大なエネルギーが必要になります。
太陽光や風力、水力などの自然エネルギーを活用した電力が注目されていますが、東日本大震災以降は原子力発電が安全性の問題からほとんど稼働できない状況が続いていることから、CO2の発生を伴う火力発電に頼らざるをえない状況が続いています。
ただでさえ環境問題が叫ばれている中で生活に欠かせない電気を作るために大量のCO2を排出しているので、いつまで経っても環境問題の改善に繋げることができないと考えられます。
私達ができることは、できるだけ電気の無駄使いをやめて一人ひとりが節電を心がけることなのです。
電気の消費量を削減するためにできることは色々ありますが、現在注目されているのがエコLED電球です。
従来の電球と比較すると様々なメリットがあり節電に繋げることができます。
ここではLED電球の優れている点についてご紹介します。
消費電力が少ない
LED電球は従来の電球と比較するとかなり消費電力が少ない特徴があります。
例えば60Wにあたる電球で比較してみると、白熱灯は54Wで電球型蛍光灯は12Wの電力を使います。
LED電球に関してはたったの7.5Wなので、省エネと言われていた電球型蛍光灯よりも更に消費電力を抑えることができるのです。
元々白熱灯を使用していた場合はかなり消費電力の削減に繋げることができます。
企業や家庭の照明をLED電球に変更することで、消費電力を抑えてCO2の削減にも貢献できます。
使う電気の量が減るほど発電量を抑えることができるので、結果的にCO2の発生を抑えることができるのです。
寿命が長い
LED電球は長寿命なので、結果的にコスパが良いと言えます。
従来の白熱灯と比較すると約40倍もの時間を使うことができる計算になります。
具体的には一日10時間店頭すると考えて軽く10年以上は交換をせずに使い続けることができるという結果になります。
白熱灯よりも価格は高いので導入コストは高いのではないかと感じられますが、ランニングコストは結果的にLED電球の方が良い結果になります。
LED電球が発売された当時はかなり高額で購入する方が少ない印象を受けましたが、現在は低価格化が進められており様々なメーカーから格安な料金で販売されるようになっています。
お求めやすい価格になるほど従来の電球から変更しやすくなるため、できるだけ消費者に良い結果をもたらす価格設定になることが期待されます。
使い勝手の良さ
これまでの電球には何かと不満を抱いていた方も多いですが、LED電球はそれらの不満を解消するほどの実力を秘めています。
例えば点灯するとすぐ明るくなって快適に使える、発熱しにくく紫外線が無い、明るさの調整をしやすいなど従来の電球にはなかった使いやすさを実感できます。