企業の取り組みSONY

ソニーのエコ取り組み

SONYと言えば、家電製品やゲーム機などの開発販売を行っていることでよく知られている会社です。
日本を代表するメーカーの1つであるということもあり、企業の責任の1つとしてエコの取り組みを行う事を考えており、様々なエコ取り組みを行っています。
そこでここでは、SONYが行っているエコな取り組みとしてどのようなものがあるのかについて紹介します。

最初に紹介するのは、中国で行われている「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」という取り組みについてです。
この取組は2015年に日本で始まったもので、2016年から中国でも導入されるようになりました。
この活動の大きなポイントとなっているのは、自然生物の保存というもので、自然を保持し、そこに生きる生物を残していくということが大きなテーマとなっています。

活動内容としては、自然の中で見つけた生物の写真など募集し、定期的に写真展や自然観察展として展示を行うことです。
こうすることによって、より多くの人に自然の美しさや、自然を残していくことの重要さを伝えることができるようになる、というのが大きな枠組みとなっています。

各国で行われるプロジェクト

SONYが行っているエコのプロジェクトというのは、中国だけに留まるものではありません。
その他にも様々な国でエコに関する取り組みが行われています。

例えば、インドにおいて行われている取り組みの1つとして、Project GreenHandsがあります。
これは、SONYが主導して行っているものではなく、現地の団体によって行われているものではありますが、SONYのインド支部がこれを支援しています。
ProjectGreenHandsで主に行われているのは植林作業で、苗木などを植えることによって緑化を促す、というのが大きな目標となっています。

さらに、タイランドで行っているエコ活動として、バイオ肥料の活用促進活動があります。
こちらのエコ活動では、タイランドにあるSONYの工場の敷地内にバイオ肥料の製造のために必要となる装置を設置、これを利用することによって肥料を製造して利用できるようにする、というものです。
現地の学生たちと連携を取りながらバイオ肥料を利用することによって得られるメリットの講習などを行うようになっており、食品廃棄物を無駄にしないための方法を教える取り組みを行っています。

この他にも、国内でも多くの取り組みが行われています。
工業排水に関する取り組みの中では、環境汚染を行わないようにするための水の排出に関する取り組みが行われており、様々な方向性でのエコが考えられているのが特徴となっています。
このような取り組みの結果、2016年にはエンバイロメントメディアとして賞を受けています。