絵画や美術品を高く売る!
絵画専門の買取業者に買い取ってもらうとき、できるだけ高く売りたいもの。
美術品によっては、数百万から数千万までさまざまな値段がつきます。
オークションサイトやフリマアプリサイトを利用すれば、美術品を欲しがる買い手が見つかりそうなものの、売り出す値段は期待できません。
ここでは、絵画や美術品をちょっとでも高く売却するためのノウハウをご紹介します。
絵画の買取相場について
絵画や美術品だけに限ったことではありませんが、「高く売る」ためには、現在の相場を知る必要があります。相場を知ることは、作品自体の価値を知ることに繋がります。
絵画や美術品は、誰が描いたか、作品の種類などさまざまな査定基準のもと価格が提示されます。
業者は、作品の価値に適正な価格を提示しますが、なかには作品の価値を「マニュアル化」している業者も少なくありません。また、鑑定士の知識によっても提示した金額は変動するため、事前知識として絵画や美術品の平均相場を確認していきましょう。
例えば、日本の芸術家である草間彌生(くさま やよい)の描いた作品は40万~150万円ほどの価値がついています。ジグソーパズルのデザインにも使われるクリスチャン・ラッセン(Christian Riese Lassen)の作品は、10万~20万円です。
買取金額を提示されて、一般的な相場よりも低い場合はすぐに売却せず、一度ほかの業者にもてもらいましょう。
絵画を高く売る方法
絵画や美術品を高く売るには、
- 作品の状態をきれいに保つ
- 詳細な絵画情報を用意しておく
- 複数の鑑定に出す
3つの方法があります。歴史的・美術的価値をもっていても、作品に傷がついていると買取が減額されてしまいます。そうならないよう、直射日光や湿気に気をつけて大切に保管しましょう。
業者の鑑定時に「~の特徴があり、~の価値があるようです」など、作品の価値を後押しするように、こちらから絵画の情報を伝えることで買い取ってもらう確率も高まります。
ほかにも、高く買い取ってもらう方法の1つに鑑定方法を工夫する点が挙げられます。業者の鑑定方法には、出張鑑定、宅配鑑定、店頭鑑定など方法はさまざまな種類があり、写真だけを送って手軽に鑑定してくれるところもあります。
出張鑑定は、鑑定士の出張費が無料で、自宅まで訪れ、手軽に鑑定できるというメリットをもちます。また、ほかの業者にみてもらいたい場合にも、買取をキャンセルできます。
周辺に専門の買取業者ない場合には、宅配鑑定がよいでしょう。送料を負担することもありますが、時間をかけて鑑定してもらえます。しかし、宅配途中で傷がついて価値が下がってしまう可能性もありますので、運搬には注意が必要です。