
事前のバックアップと初期化
スマートフォンをリサイクルショップに持ち込む前に、絶対に忘れてはいけないのがデータのバックアップと本体の初期化です。
これを行わないと個人情報が残ったままになり、プライバシー保護の観点から買取を拒否されるケースも少なくありません。
まずは写真や動画や連絡先などの大切なデータを、クラウドサービスやパソコンのハードディスクに安全に移行させます。
さらに日常的に利用しているメッセージアプリの引き継ぎ設定や、各種アプリケーションからのログアウトも確実に行ってください。
その後、本体の設定メニューから工場出荷時の状態にリセットします。
おサイフケータイなどの電子マネーに関連するICチップデータは、スマートフォンの通常の初期化操作では完全に消えないことがあるため、契約していたキャリアショップに持ち込んで専用端末で消去してもらうとより安心できる状態になります。
事前の準備を隅々までしっかり行うことで、店舗側も確認作業が減り、スムーズな査定に繋がるといえるでしょう。
本体の汚れと第一印象
査定員がスマートフォンを手にした瞬間の第一印象は、最終的な買取価格に大きく影響する重要な要素です。
毎日肌身離さず日常的に使用しているスマートフォンには、目に見えにくい指紋や皮脂汚れや細かなホコリがたくさん付着しているものです。
査定に出す前には、メガネ拭きのような柔らかいマイクロファイバーの布などを使って、画面や背面を丁寧に拭き上げてください。
また、充電端子の差し込み口やカメラレンズの周囲やスピーカーの小さな穴に溜まったホコリは、爪楊枝や綿棒を使って傷をつけないように優しく取り除くのがおすすめのお手入れ方法です。
画面保護フィルムや本体を覆うケースを付けていた場合は、それらをすべて外して、端末の縁やボタンの隙間に溜まった見えない汚れも念入りに拭き取ります。
ただし強いアルコール成分を含むウェットティッシュや家庭用の洗剤を使うと、画面の特殊なコーティングが剥がれる恐れがあるため、スマートデバイス専用のクリーナーを使用するか、軽く水で湿らせた布を使いましょう。
箱や付属品の有無
スマートフォンの買取価格を少しでも高くするためには、購入時の状態にできるだけ近づけることが非常に重要です。
スマートフォン本体が入っていた専用の外箱や充電ケーブルや取扱説明書などの付属品一式がすべて揃っていると、店舗側も次のお客様に完全な状態で販売しやすくなるため、査定額が上乗せされる傾向にあります。
特にメーカー純正のイヤホンや電源アダプターは単体での需要も高く、揃っていると重要なプラスポイントとして評価されます。
もし付属品を紛失してしまった場合でも、本体のみで買い取ってもらうこと自体は可能ですが、家の中の収納スペースや引き出しを探して見つかるのであれば、少々手間でも必ず一緒に持ち込むべきです。
また、購入時の保証書についてですが、すでにメーカー保証の期限が切れている場合、大手買取店の多くでは査定額に直接影響することはありません。
端末が正規ルートで購入されたものか、あるいは通信制限がかかっていないか等の確認は、主に本体のIMEI(製造番号)を用いてシステム上で照会されるためです。
とはいえ、店舗によっては購入時期を把握するための参考資料として扱うケースもあるため、手元に残っている場合は念のため外箱に同梱して査定に出すとよいでしょう。