ゴミで処分はNG!
あなたが使っているパソコンは残念ながらいつか壊れてしまう時が来るものです。
平均すると3~4年でHDDが壊れる可能性が高いと言われており、長くても5~8年程度で使えなくなるものだと考えてください。
もしもあなたのパソコンが突然壊れてしまったら、どうやって処分するのが適切だと思いますか?
燃えないゴミ、粗大ゴミとして処分しようと考えていないでしょうか?
実はパソコンは法律によってリサイクルして処分するべき商品に指定されています。
テレビや洗濯機、エアコンなどと同様の扱いになっています。
適切な方法で処分して、使用できる部品はリサイクルをすることで資源を有効に使おうという趣旨をきちんと理解してください。
パソコンの正しい処分方法
使えなくなった、新しいパソコンを購入したので不要になったなどの場合は元々使っていたパソコンをリサイクルできるように処分しなければいけません。
まずは処分する前の準備として、パソコンに入ってるあなたの大切なデータを完全に無くす必要があります。
もうパソコンを処分してしまうので中に入っているデータは必要ないとか、パソコンが壊れて動かなくなったのでデータを無くすことができないなどの理由があると思いますが、ひょっとすると悪意のある誰かの手によってデータが復元されてしまい、あなたの個人情報などの大切なデータが悪用される可能性もゼロではないことを覚えておきましょう。
データを完全に無くす方法としては、ハードディスクを初期化(フォーマット)するか、ハードディスクを完全に壊す方法があります。
初期化の方法がよくわからないという方は、ハードディスクをハンマーで叩き壊しても良いです。
ハードディスクに残されているデータが完全に復元できない状態にしておくことが大切です。
次に、パソコンをリサイクルすることをメーカーに伝え、処分してもらってください。
パソコンにリサイクルのマークが付いていた製品については無料でリサイクル可能ですが、マークが付いていない製品は有料でリサイクルすることになります。
リサイクル料金は製品によって異なりますが、3000~4000円(税別)を目安にしてください。
なお、デスクトップ型で本体の部分とディスプレイ部分が分かれている製品の場合は、ディスプレイのリサイクル料金が別途必要になるため、更に3000~4000円(税別)の料金が必要になります。
どうしてもリサイクル料金が必要になるのが嫌な場合は、中古パソコンを買取してくれるお店に買い取ってもらう方法もあります。
動作に問題がない場合は値段が付く可能性が十分ありますが、ハードディスクを破壊してしまうと買取してもらえませんので初期化で対応するように注意してください。